昭和50年代のお話です
商業高校だったので就職する人がほとんどでした
私も経済的に進学は無理だと中学時代に言われていたので就職に有利な商業高校に進んだのです
高校進学も父親に頭を下げてお願いしました( ̄▽ ̄;)
高校時代は服や遊ぶお金のためにバイトをしていました
本当は大学に行きたかった
日本文学科に行きたかったのです
そんなの勉強して何になる?女は学歴必要ないって言うのが両親の考えでしたので諦めてしまいました
父親は尊敬していましたがやはり昔の人なので考え方が古かった
夏くらいからどこに就職するか?と考え始めます
就職のファイルがあってここがいいか?とか
企業から何名欲しいって求人票が来て校内選考を経て試験を受けるんですが
希望者が多いと成績や品行で選ばれる
楽で給料の良い安定した会社
まあ誰もが選びたくなる(笑)
その頃、銀行は人気無くて
残業が多いし、勧誘もしないといけないとかいう噂で(笑)
親が銀行にしろ!って言う子が銀行を選んでました
ここの地元のトヨタ系列は人気でした
地味で名前も聞いた事ないような会社だけど実は働きやすいいい会社とかもあって就職相談室の先生が教えてくれました
私は結局、安定してる薬品関係の会社にしました
校内選考もパスして受けました
秋にはみんな試験を受けました
校内選考をパスすればほとんど合格でした
不運にも落ちまくる子もいました
先生も何でだろう?と首をひねっていました
面接が苦手なのかもしれません
その子も先生が頼み込んで合格!
素行不良の子は今では人気なんでしょうけど
スーパーや化粧品とかレストランに就職していました
休みが平日になる業種は人気がなかった
女子は寿退社が当たり前の時代でしたから、ある会社なんて入社書類に結婚したら辞めますって誓約書まで書かされてましたよ
そんな時代でした
24歳までには結婚しないと行き遅れって言われるような( ̄▽ ̄;)
俗に言うクリスマスケーキですね
酷い話ですがこれが40年前の日本