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小学生(1965年から1970年) 自分史

アル中の祖父

父方の祖父と同居していた
この祖父が問題満載のクソジジイで(^_^;)
祖父母は私が小学校低学年の頃に離婚
酷すぎて祖母が可哀想とかの理由で子供たち、つまり私の父親と叔父、叔母達が離婚させた
青天の霹靂だったのは私の母
何の相談も無く離婚が決まり、その上引取りは長男の父親
祖母は一番下の弟
2部屋しか無かった社宅の四畳半をタンスで仕切り子供部屋と祖父の部屋を作った
机を2つ窓際に並べ、その背後に2段ベッド
椅子に座るとベッドに背中くっつく位のスペース

祖父はアル中で、酒を飲むと暴れるし、酒を飲ませないと暴れる…
お金を取り上げて酒を買わせないようにしていたけど
道端に落ちている電線を拾って金属を売って金に替えて酒を飲んでいた
そんなに道端に電線落ちていたのかは子供だったし、分からないけど
しょっちゅう父親と親子喧嘩していた
食卓の椅子を振り回して、大声で怒鳴り合い掴み合いの喧嘩
本当に怖かった
祖父は殺せ殺せ!とか父親を煽るし

祖父は酔っ払って道で寝たりとかもするから、警察がパトカーで送って来たり
民生委員が施設へ預けろと訪ねて来たり
何でそうしなかったんだろう
それは、後年大人になってから分かったけど
父の兄弟の可哀想と言う、無責任発言
じゃあ自分が引き取れよ!と思うけどね
祖父のせいでイジメを受ける私と弟の事はどうでも良かったのか?

祖父の外見はクォーターか?と思うほどロシア人ぽかった
瞳が灰色で鷲鼻
私も瞳がかなり灰色っぽいけど
肌もピンク系の白いのも隔世遺伝か
それで近所の子供たちにうるさいとか怒鳴りまくる
子供たちは怖いから逃げて行く
私と弟は理不尽にも仕返しを受ける

私は気が強いのと口が達者なので反撃していた
弟がイジメられれば反撃する
力では負けそうな時は石とか棒で応戦
怪我したとかで親が怒鳴り込んで来たりもしたけど
男のくせに親に泣きつくとは情けないやつだ!と
バカにしまくった
可愛げのない今の私が出来上がったのは祖父のせいかもしれない

人に優しくする私。それには自分が強くなければ出来ない

人の裏表、自己保身、大人の世界の複雑な人間模様

それを知るのは祖父絡みが多かった


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