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小学生(1965年から1970年) 日々の暮らし 日常 自分史

安いお好み焼き屋

近くにお好み焼き屋さんがあった。
お好み焼き屋はたくさんあって、市場に入ってた普通のお好み焼き屋さんにはよく行った
鍵っ子だったので長い休みの昼ごはんは外食
お好み焼き屋さん、うどん屋さん、肉屋のコロッケ、パンなんかが多かったけど
ほとんどお好み焼き屋とうどん屋に行ってた
うどん屋ではラーメン、支那そばって言うのかな?タンメンみたいなあっさりした細い麺で具はほとんどない、多分一番安いやつ(笑)
お好み焼き屋ではお好み焼きとおでん
おでんはおでんを煮込む容器の中央に焼き物の筒があって、中に味噌があった
串を取って味噌に筒に入れてお皿に取る

その他にちょっと歩いて行くけど路地の奥に小さなお好み焼き屋があった
ウジョ屋って言われてた
親はあまりそこに行くのは薦めなかった
ウジョ屋って虫がウジョウジョいるからの通称( ̄▽ ̄;)
物凄く安い
他の店が100円なら10円位の価格
お好み焼きはペラペラに薄いしかかってるのはウスターソース
でも安いからいつも満員だった
狭い店だったけど
いつもいる親子連れ
子沢山なんだろうな
5人位の子供を連れて来ていた
店内は狭いし子供ばかりなのでうるさい
お店はお婆さんが切り盛りしていた

そこに行く時に通る道が大通りから行くと遠回りになるから
近道をすると○○小路って所を通る
そこは子供が通っちゃ行けない道
まあいわゆる夜のお店が並んでる界隈って所
床屋さんと美容院があるけど、それ以外は夜しかやっていない
BARとか飲み屋さんとか
昼間は閉まってるからひっそりしてる
そこを抜けて行くと料亭がある
ここは本当に静かな所で
政治家達も利用する昔からある所
いつも長い暖簾が掛かってて中は見えない
和服を着た人が打ち水をしていた
本当に綺麗に掃除されていた
久しぶりにその辺を訪ねたら
料亭以外はみんな変わってた
ほとんどがマンションになってた
分団の集合場所だった公園はあったけど広さが以前の3分の1位になって遊具も無くなって
ぽつんと時計が斜めに掛かってた
商店街も無くなってたし、増えたのはマンションと美容院と歯医者(笑)


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