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小学生(1965年から1970年) 日々の暮らし 日常 自分史

階段

通っていた小学校には特別学級というクラスがあって、中学校の学区に1つ設置されていた
小学校3校の校区が中学校の校区になる
特別学級は今で言う支援学級みたいなものかな?
普通学級では一緒に学ぶのが難しい児童が在籍していた
知的しょうがいだったり多動だったり
その中の子が時々普通学級に1時間だけ参加していた
何故か?その子から好かれていた私
お世話係として隣に座らされて色々と手伝っていた

ある日、階段にいた私をその子が後ろから突き飛ばした
旧校舎の木製階段の踊り場から私は転げ落ちた
幸いにもかすり傷と打撲で済んだけど

もう大泣きしました
痛くて泣いたんじゃないんです
怖くて泣いた
突き飛ばしたその子は悪い事をしようとした訳じゃない
でも何故そんな事をしたのか?説明する事も出来ない
それ以来、その子の事が怖くなってしまってお世話出来なくなりました
特別学級との交流は大切な事だと思います
でもその前にきちんと接し方とかを説明したり大人が間に入ったり見守るのは必要だと思います
ヒョロガリの私とその男の子の体格差は大きかったし
階段が怖くなってしまって、階段では後ろに誰かいないか確認するようになりました

マイノリティーの人と接する事も増えました
でも躊躇してしまう自分がいます
どこまで踏み込んでいいんだろう?
これは失礼な言葉になるのかな?
分かった風な事を言うなと思われないかな?


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