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小学生(1965年から1970年) 日々の暮らし 日常 自分史

泣いても連れて帰る

父親が社交的で友人が多く、部下からも慕われていたので
家にはいつもお客様がいた。
飲み始めると長いので( ̄▽ ̄;)
日本酒を温めるちろりの番は私だった
ちろりの真ん中辺りにスーツと気泡?が上がってきたらOK
温め過ぎたらアルコール飛んじゃうし香りも飛んじゃう
家にも人が集まったけど父親も他の家で飲むことがあった
近所の家なんだけどワイワイやってるから、なかなか帰って来ない
母親は下戸で料理も苦手なので肴を作る訳でもないけど、寝転がってる訳にもいかない
父親がなかなか帰って来ないと機嫌が悪くなる
さっさと寝ちゃえばいいんだけどね
それで私に迎えに行かせる
迎えに行くとその家のおばさんが私にも上がってなんか食べなさいと言う
よく知ってる家の人だし、ジュースとお菓子なんか貰ってその家の子と遊んだりしてたら
もう、母親が赤鬼のごとく怒る!

ミイラ取りがミイラになる
それ以降は父親を無理やり帰らせるのに必死になった
おばさんとかはゆっくりしていけって言うけど怒られるのは私
泣きわめいて連れて帰る( ̄▽ ̄;)

なんで母親が連れ戻しに行かなかったのか?
社交的な父親と内向的な母親
私は父親似(笑)
お客様来るのが大嫌いな母親と大好きな父親
私が成長してからはちろりと肴も作るようになった
なんの因果か私の夫は母親に似ている……





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