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日々の暮らし 日常 生まれてから幼少期 自分史

生誕

秋、炭鉱の町で生まれる

昭和ど真ん中。

石炭産業で繁栄した町

2年後弟が生まれる

この頃から石炭から石油へとエネルギーが変わり

炭鉱の町は衰退して行く

給料も現物支給へ

そして、倒産

一家はその地を離れ

中部地方へ

雇用促進住宅へ移り住み、長男だった父の両親、妹、弟など総勢11人が二間で暮らす

寮のある会社などに就職して、兄弟は出て行き

両親も住み込みの仕事を見つけて出て行った

近くの海に母は海藻や貝を拾いに行き

父は、中卒の初任給で働く

周りはそんな家族ばかりで助け合って暮らしていた

少しづつ生活が落ち着いた頃、仲良くしていた家族が詐欺を働き家電などを私の家族のふりをして、三文判を押してローンで買い夜逃げした

その当時は大変だったらしいが、三文判だったこともあり

支払いはしなくて良くなったようだ

後年、母はその家族の娘がテレビに出ているのを発見してお母さんに瓜二つだ!間違いない

と言っていたが証拠も何もない

実害は電器屋だし

ただ、助け合っていたコミュニティを裏切る行為は許せる訳はない

そのせいなのか?それ以降母は人と壁を作り距離を置くようになった

 

 

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